ボイス110の第5話の最後で、3年前の事件の犯人側の内通者である強行犯係の沖原(キム兄)から連絡を受けた田所署長が『会長』に電話していましたね。
なにか意味深な感じで、話があると話していました。
田所署長が電話をしていた相手の『会長』とは、一体誰なのでしょうか。
真犯人との関係は?
原作韓国ドラマから、ネタバレ紹介します。
【ボイス6話ネタバレ】『会長』の伊武雅刀の正体とは?
田所署長の電話の相手は、本郷ホールディングスという企業の会長、本郷辰夫(伊武雅刀)です。
本郷ホールディングスとは、誰もが知っているような大きな会社で、いくつも子会社を持っている大企業です。
そんな大企業の会長の本郷辰夫は、金も権力も兼ね備えています。
金と権力を持っているという時点でちょっと怪しいですね。
そして本郷辰夫会長は、”真犯人の犯行を隠そうとしている存在”の1人。
金と権力に物を言わせ、警察内部に圧力をかけていたのです。
第5話の最後の電話のシーンで、田所署長もまた犯人側の内通者であることが確定しましたね。
田所署長は序盤から怪しい雰囲気がありましたが、予想通り内通者でした。
原作では、田所署長と強行犯係の沖原(キム兄)は、お互いが内通者とは知らない様でしたが、日本版ボイス110ではこの2人も繋がっていて、沖原から署長へ樋口の行動を報告していました。
警察内の内通者とのつながり
本郷辰夫会長(伊武雅刀)―――――――田所署長(小市慢太郎)
クローバーフレンズ社長 (手塚とおる)―――強行犯係 沖原(キム兄)
―――ECU 石川透(増田貴久)
【ボイス6話ネタバレ】会長の伊武雅刀は真犯人【伊勢谷友介】の父親!
金と権力を兼ね備えている、本郷ホールディングス会長の本郷辰夫は、3年前に樋口(唐沢寿明)の妻とひかり(真木よう子)の父親の命を奪った真犯人である、伊勢谷友介の父親です。
そして、伊勢谷友介は表向きには本郷ホールディングスの代表であり、仕事のできるハンサムで有能な人物です。
本郷辰夫は、過去のある出来事から、息子の伊勢谷友介を恐ろしいサイコパスへと変身させてしまいました。
伊勢谷友介がサイコパスになってしまった幼少期のある出来事
父親である本郷辰夫が仕事の出張中のこと。
幼い伊勢谷友介と母親は、出張中の父親のいない時間を持て余し、2人で別荘へ旅行に行きました。
しかし、なぜかそこには出張中のはずの本郷辰夫の姿が。
本郷辰夫は、別荘の地下にある防音設備の部屋で、当時のライバル会社の社長を痛めつけていたのでした。
その現場を2人は目撃してしまったのです。
そんな恐怖の現場を見てしまった母親は、気に病んで命を経ってしまいました。
そこから、伊勢谷友介はサイコパスへと変貌を遂げてしまいました。
本郷辰夫は、息子がサイコパスになってしまったのは自分のせいだという自責の念があり、伊勢谷友介のどんな悪事も金と権力を使ってねじ伏せ、表に出ないようにと解決してきました。
これまで本郷雫が全く捜査先上に浮かんで来なかったのは、本郷辰夫が警察に圧力をかけ、もみ消していたからなのです。
3年前の事件の裁判の時、事件の夜にひかりが聞いた犯人の声や、無線で犯人とやりとりした音声が消されていて、別の人物が犯人として逮捕されました。
それは、本郷辰夫が田所署長に圧力を掛け、音声データを消去させたからであり、その後田所署長は当時の役職から署長に昇格したのでした。
市民を守る警察でありながら、昇格に目がくらんでしまって、正義を間違った方向に使ってしまったのですね。
そして警察サイドとは別に、伊勢谷友介の尻拭いをしてきたのが、第3話・第4話事件の犯人であり、3年前の事件の目撃者だった新田(森永悠希)を始末した手塚とおる演じる謎の男です。
【ボイス6話ネタバレ】会長の伊武雅刀と手塚とおるの関係
警察内部に内通者を持ち、顎をカチカチと鳴らす謎の男、手塚とおる。
この謎の男の正体は、クローバーフレンズという人材派遣会社の代表。
表向きの顔とは裏腹に、実は裏の世界では名の知れた人物でした。
樋口(唐沢寿明)がハヤミミと呼んでいる、裏の世界の情報屋とも繋がっていましたね。
さらには、長年本郷家の犬として仕えて、伊勢谷友介の悪事の尻拭いをしてきました。
なぜ、謎の男手塚とおるは、本郷家の犬になったのでしょうか?
手塚とおるの父親もまた、過去に裏の世界で幅を効かせていた人物でした。
その父親と真犯人が対立し、命を奪われてしまったという過去があります。
真犯人に背けば自分もそうなってしまうだろうという恐怖から、父親ようにはなりたくないと、真犯人に服従してきたのでした。
そんな【手塚とおる】のことを、会長の本郷辰夫は信頼の置ける者として気に入っていたようです。
手塚とおるは、最終的には伊勢谷友介の身代わりとして逮捕されてしまうのでしょうか。
それとも、、始末されてしまうのでしょうか。
まとめ
ボイス110の第6話で登場する、”会長”本郷辰夫(伊武雅刀)の正体を原作韓国ドラマから、ネタバレ紹介しました。
●大企業、本郷ホールディングスの会長
●真犯人、伊勢谷友介の父親
●金と権力を持っていて、数々の息子の悪事をもみ消してきた
第6話では、ついに真犯人伊勢谷友介も登場です。
表向きの顔と、裏のサイコパスな顔を、伊勢谷友介さんがどう演じ分けるのかも気になるところ。
セクシーサイコパスが恐くもありますが、この先の展開が気になりますね。