【ボイス-110緊急指令室-】第4話では、色々と鍵を握っていた人物である新田(森永悠希)が逮捕後に寄ったガソリンスタンドのトイレで、突然不審死を遂げてしまいましたね。
新田は、足元に落ちていた鍵を見つけ、お腹が痛いと言い出して、ガソリンスタンドに寄る口実を作りました。
ちなみに、ガソリンスタンドに寄らなくてはならなくなった原因のもう一つは、ガソリンのパイプが切られていて漏れていたからですが、そんな細工を行なったのは【強行犯係の係長の沖原隆志】を演じるキム兄こと木村祐一さんです。
さらにはトイレから鍵を回収したりと、怪しさ満載ですね。
キム兄の正体とは?真犯人との関係を原作ネタバレ紹介します。
ボイス内通者のキム兄【強行犯係の沖原】とはどんな人物?
緊急指令室の室長である橘ひかりと対立し、ECUの存在をよく思っていないキム兄演じる沖原隆志とは、一体どんな人物なのでしょうか。
振り返ってみたいと思います。
●強行犯係の係長
●樋口の同期
●樋口が強行犯係にいた頃はバディを組み、多くの事件を解決していた
●妻の死から落ちぶれてしまった樋口に失望している面がある
●強行犯係を追い抜く勢いで事件を解決していくECUに手を焼いている
3年前に樋口が妻を亡くし、落ちぶれて所轄に降格するまでは、現在の強行犯係と、ECUの樋口と石川透(増田貴久)でチームを組んでいました。
樋口は刑事としての勘も良いですし、正義感から犯人に恐れずに立ち向かう行動力もある凄腕の刑事だったので、強行犯係にとってなくてはならない存在でした。
現在の強行犯係が落ちぶれてしまったのは、そんな樋口が抜けてしまったからかもしれませんね。
樋口が抜けて明らかに戦力が落ちたことも分かっている沖原(キム兄)は、ECUで活躍する樋口のこともよく思っていません。
これは、警察内部の内通者ということとは別に、沖原(キム兄)が抱いている感情です。
ボイス内通者のキム兄【強行犯係の沖原】4話犯人新田の死の真相
女性に対して、卑劣な感情をいだいていたサイコパスな犯人新田(森永悠希)でしたが、ECUの活躍により、無事森下葵も助け出し、海外への逃亡も阻止し逮捕に至りました。
新田(森永悠希)の裏の顔
●裏で女性を連れ去りいかがわしい動画でお金を荒稼ぎするという卑劣な犯行
●学生時代の恨みから森下葵を狙って犯行
●樋口の妻とひかりの父親の事件の目撃者
せっかく、森下葵の連れ去り事件の犯人である新田を逮捕したのに、沖原(キム兄)自らきっかけを作って逃がそうとするのにはわけがありました。
沖原(キム兄)は、3年前の樋口の妻とひかりの父親の事件の真犯人の内通者だったのです。
というか、真犯人の内通者というよりも、”真犯人の犯行を隠そうとしている存在”の内通者ですね。
”真犯人の犯行を隠そうとしている存在”が警察内通者(※複数)を操っていたのです。
手塚とおるさん演じる、新田(森永悠希)の命をトイレで奪った黒ずくめの男こそ、その人物の1人。
中学校の外で、連行される新田が『娘が一人ぼっちになっちまう』と意味深発言をしました。
あれは、ひかりが無線越しに聞いたひかりの父親の最期の言葉でした。
なので、ひかりと真犯人しか知り得ないことだったのです。
不審に思ったひかりが新田を問い詰めたことで、3年前の樋口の妻とひかりの父親の命を奪った犯人の目撃者がいたことが判明しましたね。
新田が目撃していたことは、警察側も真犯人(伊勢谷友介)側も知らなかった、ここに来て初めて分かった事実でした。
そこで、キム兄は”真犯人の犯行を隠そうとする存在”である手塚とおるに密告し、詳しい目撃情報や真犯人の存在をひかりや樋口に流れない様、工作していたのでした。
●新田を連行する車両のガソリンの線を切り、ガソリンスタンドに寄るように仕向ける。
●新田の足元に手錠の鍵を忍ばせ、新田に気づかせてトイレに行かせる。
ちなみに原作韓国ドラマでは、ここでは鍵が車の中に落ちていたことや、キム兄が鍵を回収する場面は明らかにされていませんでした。
その為、瀕死の状態で発見された新田がなぜ手錠をしていなかったのか?や、あの短時間で手塚とおるがトイレに潜んで待ち伏せしていたのはなぜか?など、きっと警察内通者がいるんだろうな、と思いながらも謎が深まっていました。
日本リメイク版では、最終回に向けて先を急いでいるためここで情報解禁だったのでしょうが、原作の面白みが薄れてしまっています。
やはり16話を10話で、内容をそのままに放送するのは、無理があったのですね。
ボイス内通者のキム兄【強行犯係の沖原】真犯人との関係
第4話犯人の新田に手錠の鍵を渡した、強行犯係の沖原(キム兄)は、前述したとおり犯人の内通者というよりも、”真犯人の犯行を隠そうとしている存在”の内通者です。
警察という市民の安全を守る存在でありながら、なぜ内通者として情報を流したりしているのでしょうか。
沖原(キム兄)も犯人の一味なのか?という予想もできますが、内通者になったのは、ある弱みを握られていたからでした。
手塚とおるは、石川透(増田貴久)を内通者として操っていました。
しかし、ひかりと樋口の3年前の事件の捜査を阻止するために、内通者をもう一人を用意しておこうと考えた手塚とおる演じる”真犯人の犯行を隠そうとしている存在”。
その男が選んだのが強行犯係の係長、沖原(キム兄)でした。
沖原(キム兄)は、高級クラブへ通っているところを動画に撮られており、それを理由に内通者に仕立て上げられてしまいました。
また、自身の子どもを事実上人質にとられ、協力しなければ子どもに手を出すと脅されていた為に、しょうがなく密告や工作を行っていたのです。
もちろん、樋口に対してや警察としての正義感に対する後ろめたさはありましたが、大事な家族の命には代えられませんでした。
※沖原(キム兄)は石川透(増田貴久)が内通者であることは知りません。
まとめ
ボイス内通者の沖原(キム兄)と真犯人との関係を、原作韓国ドラマからネタバレ紹介しました。
●ECUが気に入らない気持ちが、強行犯係としても内通者としてもある
●”真犯人の犯行を隠そうとしている存在”から目をつけられた内通者
●子どもを人質にとられている
●石川透(増田貴久)が内通者のことは知らない
内通者の存在が徐々に明らかにされてきましたね。
色んな情報が交錯してきますが、真犯人にたどり着くための鍵となっています。
この先も見逃せませんね!